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2008年10月 5日 (日)

子供向けの映画ではありません。-パコと魔法の絵本

今年はどうもブログをさぼり気味。気張って書くもんでもないけれど、珍しく続いているのでなんとかしたいです。…というところで、映画を観てきました。映画も久々です。ららぽーと豊洲のユナイテッドシネマが2周年で、1000円だったので前から見たかった中島哲也監督の新作を観ました。昼間の回ということもあり、映画館は子供で一杯でした。でも、あの「嫌われ松子」の監督です。ジブリのような映画のわけがありません。とはいえ、大人が楽しめるいい映画でした。前半飛ばしすぎて、ちょっとついていけないところもありましたが、途中からは安心して中島ワールドを堪能しました。前2作に比較するとちょっと空回り感もありましたが、新しいものにチャレンジする姿勢はいいと思います。次回作にも期待したいです。 http://www.paco-magic.com/index.html

2008年3月23日 (日)

3月31日まで限定公開中!-フジテレビ湾岸スタジオ・お台場

Dsc02297 日本科学未来館のとなりにあるフジテレビ湾岸スタジオ。プラネタリウムの予約まで少し時間があったので、のぞいてみました(科学未来館はQRコード管理で出入り自由です)。外に出ると菜の花が咲き乱れていたので、とりあえずフジテレビの本社をバックに記念撮影。おのぼりさん気分一杯でスタジオ見学に向かいました。1階では踊る大捜査線で使用された衣装や湾岸署のジオラマ、映画ブレーブストーリーのキャラクターの巨大フィギュアなどが飾られていて、ミーハー心をくすぐります。シースルーエレベーターで7Fに上がると屋上庭園ゆめファームです。ここも眺めがよくて、天気のいい日はオススメです(無料ですし・・・)。ただし、公開は3月31日までだそうなので、行かれる方はお早めに。http://www.fujitv.co.jp/gotofujitv/studio/

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2008年3月21日 (金)

確かにいい作品でした。-ラスト、コーション 色戒

またまたいまさらですが、激しいシーンで話題の「ラスト、コーション」を観てきました。公開からかなり経っているのに、日比谷シャンテシネはほぼ満席でした。問題のシーンばかりがクローズアップされてしまいましたが、ヴェネチアで金獅子賞を獲るだけのことはある素晴らしい作品でした。主役の湯唯は初めて観ましたが純情な女子大生が激しい感情に翻弄されて変わっていく姿を見事に演じていました。特に目の表現が秀逸でした。トニーレオンは、少しふけたかなという感じでしたが、カッコいいです。今回はあえて表情を押し殺して冷徹で孤独な特務機関リーダーになりきっていました。王力宏は別所哲也似なのが気になりますが青春の純粋さが残酷な運命をつくり出してしまう悲劇をしっかりと伝えていました。アンリー監督はデビュー作「推手」から「ウェディングバンケット」、「恋人たちの食卓」までのユーモアとペーソス路線が好きでしたが、「グリーンディスティニー」で少しイメージチェンジしたと思ったら、今回は本当に激しく切ない感情を本当にスキの無い映像と演出で魅せてくれました。次回作が楽しみです。http://www.wisepolicy.com/lust_caution/

2008年1月14日 (月)

映画館ならではの美しい映像・・・-「アース」

今年初めて観た映画は「アース」でした。昨年は15本映画館で映画を観ようとトライしましたが、結局観たのは10本。今年は目標を下げて最低12本は観ようと思っていますが、どうでしょうか・・・。なんか面白い映画が無いんですよね。特に、面倒で都心まで行かないこともあり地元のシネコン中心に考えるので、ハリウッドの大作か製作委員会方式で作られた日本映画、それにホラーか子供向け映画というラインナップで、大人がじっくり楽しめる作品がなかなか上映されません。せっかくスクリーンがたくさんあるのに、もう少しいろんな層に向けたラインナップに出来ないものでしょうか?ネットで希望を取ってみるとか方法はいろいろあると思うのですが・・・。映画の流通システムに問題があるのでしょうか。・・・と「アース」とはぜんぜん関係ないことを書いてきましたが、別にこの映画がつまらないわけではありません。子供料金を500円にしたりして良心的だし、とにかく美しい映像、迫力のある映像の連続で「地球」というものを見つめなおすいい機会になりました。特にスーパースローを多用した動物の映像は新鮮で、息を呑むシーンが続きました。白熊君のかわいそうな環境を見て、エコロジーに目覚めてくれる人が増えるといいと素直に思います。・・・しかし、この美しさは映画館でこそ映えるのは分かるけれども、ハイビジョンも普及していることだし、NHKをはじめとしたテレビ局がしっかりゴールデンタイムに番組としてやった方が影響力はあると思います。エコロジーに力を入れているスポンサーも多いので、くだらないバラエティーよりよっぽど提供社が増えるのではないでしょうか。やはり映画で温暖化をテーマとして取り上げるなら、沈み行く南の島々を舞台にした人間ドラマや、環境を食い物にして、暴利を得ているグローバル企業を暴く社会派サスペンスなどを観て見たいです。最近マーケティングだけで映画ビジネスが動いている感じで、予告編を観ても過去の成功作焼き直しばかりで、企画力不足を感じます。このままではいずれ映画は衰退していくのではないでしょうか。国内で自動車が売れていないようですが、マーケティング命の日産が特に不振のように、あたまで考えた商品や宣伝はまったく消費者に響きません。「思い」「情熱」が形になったような映画、観た後立ち上がれないくらい魂を揺さぶられる映画を観てみたいです。映画関係者頑張れ! http://www.loveearth.com/jp/earthfilm

2007年12月 9日 (日)

ホースシュー・ラウンドアップ-東京ディズニーランド・舞浜

Dsc01653 久々にクリスマスのTDLに行ってきました。前回行った時は、カリブの海賊、プーさんのハニーハント、スペースマウンテンが工事中でひどい状態でしたが、このダイヤモンドホースシューも工事していました。ここはショーを観ながら食事が出来る場所で、けっこう気に入ってます。以前はあまりキャラクターが出てこなかったような気がしますが、リニューアルして、トイストリー2のキャラクターが登場するようになりました。また、食事が紙の容器でチープな印象がありましたが、けっこうおいしくなっていました。飲み物もお代わり自由で種類も変えられるというのも気に入りました。ショーも歌と踊り中心の大人も楽しめる内容です。2500円とチョット高めですが、この内容なら納得です。今回もスプラッシュマウンテンが工事中でチョットがっかりしましたが、やはりクリスマスのTDLは雰囲気があっていいですね。ホーンテッドマンションやカントリーベアシアターもクリスマスバージョンになっていて、新鮮でした。http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tdl/japanese/7land/western/show_horse.html

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2007年9月 9日 (日)

いまさらですが、観てきました。-ボルベール<帰郷>

ペドロ・アルモドバル監督の最新作「ボルベール<帰郷>」を観て来ました。6月30日から公開されているのですが、地元舞浜イクスピアリでは昨日が初日でした。公開してくれるだけいいですが、大作、タイアップ作中心のラインナップはどうにかならないのでしょうか?さて、中身ですが、アルモドバル作品らしいなんとも表現しづらい魅力のある映画です。それと、ペネロペ・クルスが素晴らしい存在感で、大ファンになりました。「アタメ!」でそのユニークな作風に衝撃を受けたアルモドバル監督作品ですが、近年の作品は円熟味が出てきて、風格が漂っています。前作、前々作もそうですが、非日常的でショッキングなエピソードがストーリーの中心になっているにもかかわらず、すごく坦々と描かれていて、日常の一部分を切り取ったかのような錯覚に陥ります。ただ、演出は抑えた感じですが、映像は美しく、そしてメリハリが効いていて最後までのめりこんで観てしまいます。今回は特にペネロペの魅力が際立っていて、歌を唄うシーンでは少しぐっと来ました。ラストシーンは肩透かしにあったような感じでしたが、それが余韻になっていて、見終わった後も先の展開を想像してみたりして、心に残りました。アルモドバル監督、ペネロペの次回作が楽しみです。(次はすぐイクスピアリで観られるといいのですが・・・。)http://volver.gyao.jp/

2007年7月 8日 (日)

香港映画の真髄!いい映画です。-傷だらけの男たち

まだダイエット中ということで、今週もグルメ生活は封印してレイトショーで映画鑑賞です。だんだん映画ブログみたいになってきましたが、早くスリムな体をとり戻して、おいしいものをたらふく食べたいところです。さて、今回の映画はトニーレオン(広東語的にはリョンだと思うのですが・・・。)と金城武が主演していること以外まったく何も知らずに観ました。香港映画も久しぶりでしたが、ハリウッドとも中国映画とも違う独自の進化を遂げている感じでした。あれだけ狭い場所を舞台として、年に何本も映画をつくれるのはすごいと思いますが、今回もセントラルの高層ビル群、ランカイフォンのお洒落なバー、ピーク周辺のセレブな生活、レイユームンの昔ながらの香港、そしてマカオ。いろんな場所が登場しますが、どの場所も印象的です。主演の二人もいい感じです。いつもと違って、冷酷な影の面を持つ男を演じたトニーは、さすがに難しい役をしっかりと演じていましたし、金城武も「恋する惑星」以来ワンパターンの演技ですが、少し渋さも出てきてカッコよかったです。あと息苦しい感じのストーリーに温かみを加えているスー・チーがものすごくいい役でした。あまり注目されている作品では無いですが、今年見た映画では1~2の作品です。だまされたと思って観て見てください。 http://drywhisky.com/index.html

2007年7月 1日 (日)

それなりに楽しめました。- 憑神

5月の終わりからダイエット生活に入っているため、おいしいものが食べられません。ブログにも新しいお店のネタを載せられなくて残念ですが、その代わりに土曜の夜はほとんど何も食べずにレイトショーで映画を観てます。ただ、イクスピアリにかかる映画はつまらないですね。大作か話題作ばかりで、観たい映画ほとんどありません。お台場のシネマメディアージュではアルモドバル監督の新作がかかっているのに、もうチョット考えて欲しいですね。さて、今回の映画「憑神」もあまりみたい映画ではありませんでしたが、消去法で残った感じです。原作浅田次郎、降旗監督、それに日本映画を代表する俳優をそろえて、まあつまらないことは無かろうという感じです。実際それなりにおもしろくて最後まで楽しめました。でも、それなりなんですよね。お金もかけて実力派をそろえているんだから、もう少し魂を揺さぶられるようなテーマで、映画館でしか堪能できないような作品を期待したいところです。でも1年後くらいには地上波で放送することを考えるとこの程度の方がいいんでしょうね。 http://tsukigami.jp/index.html

2007年6月24日 (日)

センスはいいんだけど…。-ゾディアック

オープニングから惹き付けられる感じで、面白い映画になりそうな予感でした。音楽のセンスも良くてテンポよく見ていました。でも途中からチョットくどくなってきて、ところどころ睡魔が襲ってきて、話が良く分からなくなってしまったまま、最後まで覚醒する場面もなく、エンディングを迎えていました。今回はちょっと難しいです、レイトショーで疲れていたから寝てしまったのか?それとも面白くなかったのか?これを謎解きのサスペンスと考えると、ちょっと物足りないと思います。犯人に翻弄される人々を描いた人間ドラマを目指していたのでしょうが、こちらで考えても印象的なシーンなどがあまりなくて、いまいちです。僕としては、好きな映画で才能は感じますが、テーマとその料理の仕方を間違えている感じがしました。昼間の元気なときにしっかりみるとまた印象が違うかもしれませんが、本当に面白い映画なら、眠たくなることもないと思いますので、オススメではないですね。でも、寝なかった人の意見も聞いて見たい気がします。http://wwws.warnerbros.co.jp/zodiac/

2007年6月10日 (日)

ちょっと消化不良でした。-女帝エンペラー

「初恋のきた道」であまりの可憐さにハマって以来、チャン・ツィイーの映画がかかると反射的に観ています。今回の映画は予告編を見る限りつまらなそうだったので、さすがにちょっと迷いましたが、やっぱりチャン・ツィイーの魅力に負けていきました。感想ですが、LOVERSの出来損ないと言う感じです。チャン・ツィイーファンでない方は見ないほうがいいかも。オープニングの映像はけっこうキャッチーで期待したのですが、絵つくりばかりに神経が行っていて、物語をしっかり描く感覚が抜けてるような感じでした。チャン・ツィイーをはじめ、出演者はみな魅力的で衣装や美術もすばらしいのですが、どうしてこんなに退屈な映画になってしまったのか謎です。でも個人的にはチャン・ツィイーだけで満足でした。それにしても、チャン・ツィイーはもう大物なのだからもう少し出演作を選んでくれるといいのですが・・・。前作は「SAYURI」だし・・・。まだ「初恋のきた道」「グリーンディスティニー」を超える作品は無いですね。そろそろ現代ものにも挑戦して欲しいところです。

ガンプな気分で海を見ながらシーフード-ババ・ガンプ・シュリンプ・ららぽーと豊洲

Dsc00319 ひさびさのららぽーと豊洲。やっぱりここは夏に来るのがいいですね。以前から気になっていたけど混んでたのでパスしていた「ババ・ガンプ・シュリンプ」についに行きました。フォレストガンプに出てくるエピソードをお店にしたということで、店の中は映画の写真や小道具などが飾られていて、ファンには楽しめます。僕の場合はショーウィンドウにあるエビを使ったいろんな料理に前から惹かれていて、食いまくるぞー!と言う感じです。一番気になっていたシュリンパーズネットキャッチというエビの蒸したものにケイジャンソースをからめたものとフィッシュバーガーをたのみました。どちらもビールにぴったりで美味です。窓からは、遠くにレインボーブリッジやお台場も見えて、いい感じでした。http://r.gnavi.co.jp/g038974/

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2007年5月 5日 (土)

いろんな評価ありますが、僕は感動しました。-バベル

菊池凛子さんのアカデミー賞ノミネートや、体調不良映像など何かと話題の「バベル」を観に行きました。座席指定だったので、チカチカにやられないように後ろから2列目をキープしました。初めから「固唾を呑んで見守る」といった感じのストーリー展開で、モロッコ、メキシコ、東京で別々の物語が微妙にシンクロしながら進んでいきます。よく考えると、ありえない感じのストーリーではありますが、すごくリアリティのある画面作りで、最後までどきどきしながらじっくり観ました。例のチカチカですが、まったく気になりませんでした。一番前とかで観なければふつーは大丈夫じゃないかと思います。「せつない」とか「重い」と言った感想がブログでは多かったですが、僕はラストシーンに感動して「希望」を感じました。銃の理不尽さや、コミュニケーション不在の現代社会、経済格差などいろんな重いテーマが巧み織り込まれていて、問題提起はされていますが、ラストシーンの菊池凛子さんの涙がこれらを解決するヒントだと感じました。菊池凛子さんですが、文字通り体当たりの演技で、この役を引き受けるのは勇気が必要だったと思います。いい役者さんです。いつかはアカデミー賞取れるのではないでしょうか。いい映画です! http://babel.gyao.jp/?cid=babgoogle

2007年2月25日 (日)

新人ジェニファーハドソンの歌には鳥肌が立ちました。- ドリームガールズ

いつもはガラガラのレイトショーですが、さすがにこの「ドリームガールズ」は混んでました。アカデミー賞の助演女優賞有力視されている新人の「ジェニファー・ハドソン」に注目していましたが、確かにすばらしい歌唱力です。「バベル」の菊池凛子のライバルということですが、はっきり言ってちょっとずるいです。というのも、一応主演女優はビヨンセということになるのだと思いますが、ほとんど主役といってもいい役です。また、演技というよりも圧倒的な歌唱力で存在感を示しているので、どちらかというとグラミー賞という感じです。もちろんビヨンセも相変わらずセクシーでかっこいいですね。あと、意外によかったのは、エディマーフィです。彼が出ているとパッと華やかになって、飽きさせません。さすがですね。映画全体の印象はとしては、よく出来ている映画で、歌と踊りについては本当にすばらしいと思いました。でも、ドラマとしてはいまいちテンポが悪いのと、深みのあるシナリオでは無かったと思います。完全に音楽映画と割り切るのか、ドラマを重視するならあえてミュージカルにしないで、セリフ&ライブシーンというつくり方の方が良かったかもしれません。後半ちょっと間延びした印象がありました。それでも歌のすばらしさですごく元気になれる映画です。 http://www.dreamgirls-movie.jp/top.html

2007年2月12日 (月)

殺しあうことの無意味さを描いた傑作-「墨攻」(ぼっこう)

アンディ・ラウがムチャクチャカッコいい!ビックコミックで原作を読んでいた時から、革離という主人公には惹かれていましたが、漫画ではずんぐりむっくりした坊主頭の風貌だったので、映画化にあたりアンディがやると聞いたときは少し?でした。でも、そこはさすがに香港映画を代表する大スター。華があります。予告編だけ観ると、アクションヒーローものの単純な映画のようですが、戦場の非情さと権力者のおろかさ、それに翻弄される人々の苦悩をたんたんと描いた作品で、タイプはまったく違いますが、スタンリー・キューブリック監督の初期作品「突撃」やベトナム戦争の狂気をクールに見せた「フルメタルジャケット」を彷彿とさせました。でも、重くなりがちな内容をアンディのすばらしい演技とストーリーの確かさで2時間飽きることなく最後まで突っ走ってくれました。アンディには「欲望の翼」以来久々に惚れ惚れしました。またファン・ビンビンとのロマンスも映画に華をそえていると同時に、戦争の悲惨さをより強調していました。毎日うまいものを食べて、ブログなんかに書き散らかしていられるのも、まず平和があるからだとあらためて大切さを感じました。

2007年2月 3日 (土)

ヴェルサイユを舞台にした、少女の成長日記-マリー・アントワネット

Dsc02593_1 公開からけっこう経っているので、ブログでいろんな方がコメントを寄せていますが、あまり評判がよくありません。見ようかどうしようか迷いましたが①ソフィア・コッポラの映画をまだ観ていなかった。②青春時代(古っ)にはまった、ニューロマンティックスの音楽が使われている。③昨夏行ったヴェルサイユ宮殿でロケをやっている。という理由で観ました。というわけで、あまり期待して観たわけではないので、そこそこ楽しめました。ソフィア・コッポラについて、映像的に面白みを感じる部分もありましたが、そんなに才能があるとは思えませんでした。演出的には切れが無いというか、退屈してしまう時間がたくさんありました。音楽の使い方もそんなに斬新さを感じませんでした。スージー&バンシーズの香港ガーデンがかかったシーンは楽しかったですが、その他はあえて使う理由も感じられませんでした。中世を題材にした映画ではキューブリックの「バリーリンドン」がありますが、普通にバロック調の音楽だけで構成されていたあちらの方が、「ロック」を感じました。なんて書いてくるとすごくつまらなかったようですが、それでも、寝てしまわなかったのは、ヴェルサイユ宮殿という本物の舞台が映画に力を与えていたからだと思います。実際にヴェルサイユを見たときに、そのバカバカしい巨大さと吐き気がするほど豪華でけばけばしい装飾にフランス革命の必然を感じましたが、その辺のニュアンスはうまく伝わっていたと思います。また、革命以降の悲劇的な結末をあえて描かなかったのは、スマートで好感が持てました。「ソフィア・コッポラの前2作を観てみようかな?」という気持ちにはなりました。   http://www.ma-movie.jp/

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2007年1月14日 (日)

ハチの性格難しいです。-NANA2

年末にTVでやった「NANA」を観て、映画会社とTV局の戦略どおり「NANA2」を観ました。公開からけっこうたっているので、いろんな人がブログで書いていると思いますが、44歳オヤジの感想を。中島 美嘉のナナは本当にはまり役で、芝居は素人っぽいのですが、意外に気持ちがしっかり伝わってきています。ライブシーンもカッコいいですね。その他のメンバーですが、今回続編にもかかわらず、主役級が何人も入れ替わっていて、特に続けて観た自分にはなかなかなじめないところがありました。ハチ役については宮崎あおいの方がいいと書いている人が多いです。確かに宮崎あおいの方が雰囲気を持っていますが、ハチという役には市川由衣の方があっているような気がします。原作を読んでいないので、「ハチ」という女の子が本当はどういう子なのか分かりませんが、「頭が弱いのでは」というくらい素直な性格のようで、選択しているいき方は今ひとつ良く分からないという難しいキャラクターなので、あまり色のついていない市川由衣だからこそなんとなく伝わるものがあったような気がします。今回のキャストではじめのNANAを観てみたい気もしました。最高の映画ではありませんが、レイトショーで若い日を思い出すにはいい映画でした。

「笑いながら泣く人」になりました。-リトル・ミス・サンシャイン

ホテルでランチを食べた後、酔った勢いでそのままイクスピアリで映画を観ました。その今年初の映画は「リトル・ミス・サンシャイン」です。酔っ払ってるので、頭使わない映画ということで「NANA2」を観ようかと思ったのですが時間が合わず、予告編でなんとなく気になっていたこちらの映画にしました。結論は「大正解」でした。たんたんとしたペースで話が進んでいくのですが、クスリとするブラックな笑いが随所にちりばめられているし、登場人物ひとりひとりの持つ背景や気持ちがよく描かれていて、べろべろの状態で観たのに、まったく眠くなりませんでした。そして、ラストのコンテストシーンでは、爆笑していたのですが、登場人物の気持ちが乗り移って、グッと来て少し目頭が熱くなりました。昔、竹中直人のギャグで「笑いながら怒る人」というのがありましたが、「笑いながら泣く人」になりたい方はぜひどうぞ。 http://movies.foxjapan.com/lms/

2006年11月 4日 (土)

沢尻エリカいいです!-手紙

「ダ・ヴィンチ・コード」から一転、べたな日本映画を観てきました。「手紙」 http://www.tegami-movie.jp/ です。実は、PCでテレビ番組を録画できるようになってから、ドラマを観まくっています。最近一番好きだったドラマ「白夜行」(綾瀬はるかの、イッちゃってる演技もスゴかった。)と同じ原作者。「ちゅらさん」「ウォーターボーイズ」「タイヨウのうた」そして、「白夜行」の山田孝之。そして、毎回胸がつまるシーンの連続だった「1リットルの涙」そして」「タイヨウのうた」の沢尻エリカ。配役も原作も、そして予告編もべた過ぎですが、どうしても観たくて観たくて、そして観ました。やはり良かったです。山田孝之、最近ワンパターンの演技ですが、安心して観ていられます。玉山鉄二も地味にがんばっています。短いシーンでも存在感が光っていた、杉浦直樹、吹越満(この2人の登場するシーンは感動です。)。でも、なんといっても沢尻エリカが最高です。すごくいい役だし、衣装・ヘアメイクも7変化という感じで、あの八重歯が無ければ違う人かと思えるぐらい、年齢を経ていく一人の女性を演じきっていました。予告編をみると辛気臭そうな感じですが、すごく元気がでる映画でした。ただ、小田和正の歌はやりすぎだと思いました。役者の演技だけで十分感動しているのに、もう少し余韻を楽しませて欲しかったと思います。

ナショナルギャラリー他-ダ・ヴィンチ・コードの舞台(ロンドン篇3)

Dsc02846 実はここはダ・ヴィンチ・コードには登場しません。今回の旅行にあたり、角川文庫の「ダ・ヴィンチ・コード」上・中・下を買い込んで、そこに出ている地図と写真、そしてダンブラウンの記述をたよりに行動しました。なかなか読む時間が無かったのですが、飛行機代が高いシーズンだったので、探しまくって香港経由のキャセイパシフィックで行ったため、時間がかかった分一気に読めました。(ちょうどキャセイ60周年で昔のかわいい制服を着たCAさんがいたり、特別な機内食も出て意外に良かったです。)このナショナルギャラリーにはダ・ヴィンチが教会の意向で描き直したという「岩窟の聖母」があります。ロンドンでは、その他にシオン修道会の総長だったとされるジャンコクトーの壁画がある「ノートル・ダム・ド・フランス教会」(ちょっと分かりにくい場所です。)、そして、物語の最後の方で壮絶なシーンが展開される「オプス・デイ・センター」らしき場所に行きました。下巻の129ページに「オームコート五番街にある。」と書かれているのだけをたよりに行って見ましたが、確信が持てる建物はありませんでした。(それらしい「煉瓦造りの質素な建物」はあったので写真をとりました。)ロンドン、そしてパリでも、ダ・ヴィンチ・コードの舞台や関連の場所を中心に見て回ると、すごくよくそれぞれの場所が楽しめます。「ノートル・ダム・ド・フランス教会」はチャイナタウンのすぐそばで、シアターが集まっている場所にあります。まずいロンドンの料理に閉口して、中華を食べたり、「ママミーア」(アバ世代には最高のミュージカルでした。)を観たりとダ・ヴィンチ・コードに関係なく遊んじゃいました。「オプス・デイ・センター」らしき場所の近くにはケンジントン公園があって、幸せな頃のダイアナとチャールズが過ごした屋敷が見られます。本当はもう少し休みが取れれば、スコットランドのロスリン礼拝堂まで行きたかったのですが、そちらは次の目標です。(行ってブログに書いてる人がいたら、トラックバックしてくださいね。)今回DVDで、旅行後あらためて映画を観ると、また「ダ・ヴィンチ・コード」の面白さが増えました。ヨーロッパは遠いので、かんたんには行けませんが、機会があれば「ダ・ヴィンチ・コード」の旅はおススメですよ。

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ウェストミンスター寺院-ダ・ヴィンチ・コードの舞台(ロンドン篇2)

Dsc02435 物語のもっとも重要な「コード」の謎が解かれる場所、ウェストミンスター寺院。ここはロンドンの中心に位置し、近くには有名なビッグベン(国会議事堂)もあるところです。その内容か、映画のロケは許可されなかったようですが、外観は登場しています。中には「サー・アイザックニュートンの墓」があります。ダ・ヴィンチ・コード以前から非常に有名な教会で、歴史に登場するたくさんの人物の墓があるので、観光客でごったがえしています。人目の無い場所が無いので、クリプテックスをめぐる例のやり取りについてはちょっと考えにくい感じですが、入場料も高いのでオフシーズンは人が少ないこともあるかもしれません。周辺には、小説の中で「導師」が殺人を行うセントジェイムスパークもあります。

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2006年11月 3日 (金)

テンプル教会-ダ・ヴィンチ・コードの舞台(ロンドン篇1)

Dsc02499 ロンドンで一番行ってみたかったのは、ここテンプル教会。パリから逃げてきた2人が聖杯の謎を解く鍵を求めて訪れた場所です。金融街シティの一角にあるのですが、テンプル騎士団の面々が横たわる彫像は、映画の中でも印象的に登場しています。ここでも、ダ・ヴィンダ・ヴィンチ・コードの人気はすごく、ちょうど昼休み明けに行ったのですが、開館と同時にたくさんの観光客が続々入ってきて、祭壇には目もくれず、テンプルの騎士たちと記念撮影をしていました。ここの近くには、小説の中で2人が調べ物をするキングスカレッジもあるのですが、そちらは、ちょうど火災警報がなったみたいで、全員避難中で、中に入れませんでした。こちらの人は、昨年のテロ以来火災警報には敏感になっているらしく、帰りの空港でも火災警報が鳴って、免税店がすべてクローズになり避難する場面もありました。

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サン・シュルピス教会-ダ・ヴィンチ・コードの舞台(パリ篇2)

Dsc02702ルーブルから、美しいシテ島を通ってサン・シュルピス教会を目指しました。途中有名なノートルダム大聖堂の前に金色のプレート発見。気持ちも高ぶります。ソルボンヌ大学のあるカルチェラタン方面へ。このあたりはすごく雰囲気のあるエリアです。そして サン・シュルピス教会到着。ここは物語の初めの方で、シラスがキーストーンを求めて訪れる場所です。教会の中にはローズラインが横切っています。すごく荘厳な教会なのですが、ローズラインのあたりには、ダ・ヴィンチ・コード公式サイトのプリントアウトが張ってあって、さすが観光都市パリの教会は協力的です。ただ、映画を観ていない人でも、すばらしい建築で、近くもすばらしいエリアなので、おススメの場所です。

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ルーブル美術館-ダ・ヴィンチ・コードの舞台(パリ篇1)

Dsc02646 7月に夏休みを利用して、ロンドンに住む親族を訪ねました。ちょうど映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観た後だったので、ユーロスターでパリまで足を伸ばして、2つの都市にあるゆかりの場所をめぐってみました。今年のヨーロッパは記録的な猛暑で、帰国してからしばらくはブログを書く気力も無く、いつの間にか機会を逸していましたが、DVDも発売されたので、あらためて思い出してみようと思います。初めは、物語でもっとも重要な場所ルーブル。ラングドンとソフィーがはじめて出会う場所です。行ったときは、ちょうど世界中で映画が公開されったころで、いろんな国の人が例の逆さピラミッドの下で写真を撮っていました。フランス語のイヤフォンガイドではジャンレノがダ・ヴィンチ・コードゆかりの場所を案内してくれるサービスまでありました。ここでは「岩窟の聖母」「モナリザ」も観られます。(モナリザは撮影禁止でした。)

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2006年11月 2日 (木)

DVD入手!オリジナル・ミニ・クリプテックスでしばし楽しむ。-ダ・ヴィンチ・コード

Dsc03329 予約していた、ダヴィンチコードのDVDが入荷したので、早速買って来ました。お台場のHMVでは予約で20%引きでちょっと得した気分です。本当は値段のことは知らず、おまけのミニ・クリプテックスが欲しくて予約しました。以前に映画のことはブログに書きましたが、その時は特にはまっていたわけではありませんでした。映画を観た後、夏休みをロンドンに住む親族の家で過ごすことになり、10日間かけて「ダヴィンチ・コードのロンドン、パリ」ツアーを自主的にやってみて、はまりました。7月に行ったのですが、たくさん写真を撮りすぎて、ブログに上げる気力が無くなっていたのですが、明日DVDを見たら、少しそのときの様子を書いてみようかと思っています。ところで、ミニ・クリプテックスですが、プラスチック製なので質感はちゃちいですが、見た目は良く出来ています。開けるためのコードはもちろんアレです。

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2006年8月12日 (土)

共感できるストーリーをそつなくこなしているけど…。-ゲド戦記

7月に夏休みで、ロンドン・パリに行って来ました。って映画とぜんぜん関係ありませんが、その準備と後遺症(時差ぼけと過労。もう年です…。)で1ヶ月以上もブログをお休みしていました。旅行の話は追って書きますが、今日は話題の「ゲド戦記」。http://www.ghibli.jp/ged/ この映画も先週観たのですが、すぐにあげる気力が無くて1週間遅れの記事になります。(まだ覚えてるかなー。)

宮崎吾朗第一回作品ということで、どんな感じになるかと思いましたが、基本的にジブリの映画ということでそんなに画風や演出は変わらないと思いました。ただ、このストーリーはすごくいいと思います。ジブリの作品として子供も含めて狙うには難解すぎますが、人間の本質にせまる内容で、ぜひ原作を読んでみたくなりました。(長いので今のところ読んでませんが…。)あと、評判どおり新人の手嶌葵はいいですね。予告編から唄がいいのは知っていましたが、声優としても表現力豊かでテルーに感情移入しやすかったです。気になったのはもうひとりの主役「アレン」が苦しんだり、切れたりしたときの顔があまりに変なので、一歩間違うとギャクになってしまいそうなほどだったこと。もう少し普通でよかったのでは…。全体としては大人のアニメとして合格点ですが、この原作を生かすにはCGも進化してしているので、実写の「ロードオブザリング」のような形の方が絶対良かったような気がします。早くハリウッドで映画化してくれることを望みます。

2006年6月24日 (土)

悲惨な話だけど…。まったくスキの無いエンターテイメント作品-嫌われ松子の一生

先月からずーっと土日は雨模様で、おまけに風邪まで引いたりして約1ヶ月ぶりのブログです。この映画も公開から1ヶ月近く経っているのでいまさらですが、まだ迷っている人は、絶対観るべきです。主人公「松子」の人生はとても悲惨で、重たい話ですが、スタイリッシュでポップな映像、そして音楽が効果的にストーリーを盛り上げます。主役の中谷美紀も体当たりの熱演で、はっきり言って感動しました。日本映画はべたべたと重たいだけの作品か、ただひたすら面白いだけの作品が多く、すぐにTV放映されることもあり、あまり映画館で観てないのですが、この映画は映画館で観る価値のある本格的な感動エンターテイメント作品だと思います。 http://kiraware.goo.ne.jp/index.html

2006年5月27日 (土)

よく出来た映画でした。- ダ・ヴィンチ コード

キリスト教徒の反感など、いろんな話題を呼んでいる映画ですが、感想は「面白い映画」です。最初のシーンからハラハラする展開の連続で、複雑なストーリーの長い映画でしたが、最後までしっかりと見られました。原作は読んでいないのですが、過去と現代を自由につなぐ映像の繰り返しで、キリスト教に対するバックグラウンドの無い僕が見ても、一つ一つの謎解きにのめりこんで行けました。原作が有名だと、忠実につくろうとするあまりやたらセリフに頼ってしまう映画がありますが、これは本当に映画らしい映画で、上質なエンターテイメントです。ただ、あの長い原作をぎっしり詰め込んでいるので、謎解きなどについては、ちょっと消化不良の部分もあったので、本を読んで観に来た人はちょっと不満があるかも知れません。主役のトムハンクスやアメリの女優さんなど演技陣もうまくはまっていました。一番光っていたのは、シラスを演じていた俳優さんです。不気味なキャラクターですが、内面に秘めた悲しみなどもうまく表現されていました。ロンハワード監督の作品は初めて見たのですが、実力がある本格派の監督みたいですね。他の作品も見てみたくなりました。ちなみに、オフィシャルサイトhttp://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/index.html は最低です。フラッシュを多用した、やたら重いわりに欲しい情報にたどり着けない、酷いものでした。俳優の名前とかちゃんと引用して、このブログを書きたかったのですが、見るのもめんどくさくなってやめてしまいました。ちょっと考えて欲しいです。

2006年5月20日 (土)

パリス天使の詩?LBの新作はモノクロームのエンタメ-アンジェラ

前回見たジムジャームッシュに引き続き、懐かしい名前「リュック・ベッソン」。この辺の監督の作品は一部でカリスマ的な人気はあったけど、当時は渋谷などの単館上映だったのに、時代は変わりました。特にリュック・ベッソンはグレート・ブルー公開時まったく無名で、動員もさっぱりだったけど、じわじわと口コミで人気が出て、グラン・ブルーとしてリバイバル上映されてからは、ジャン・レノがブレイクしたりして、すっかり巨匠の仲間入りですね。僕は「グラン・ブルー」「ニキータ」などはじめのころの作品が好きだったので、先週テレビでやっていた「フィフスエレメント」を見て、ちょっとこの「アンジェラ」を観ることを躊躇してました。でも、この作品は好きです。ちょっと、いかにもつくり込んだ構図で芸術っぽく見せるいやらしさや、ご都合主義のストーリー展開もありましたが、あえてモノクロにしたことや、主役に地味で無名の二人を配したことで、うまく中和されていいバランスの映画になっています。ヴェンダースの「ベルリン天使の詩」を思わせる映像とストーリーですが、ベッソンの本質であるエンタメ性がしっかり出ていて、楽しく観られました。僕は映画にも人生にもすっかりすれてしまったので、素直にアンジェラのせりふなどに感情移入できませんでしたが、若い頃に見ていたら、すっかりはまっていたかもしれません。願わくば主婦と生活社から変な雑誌が出ないことを祈るばかりです。 http://angel-a.jp/

2006年5月 3日 (水)

久しぶりのジャームッシュも不思議な後味-「ブロークン・フラワーズ」

今年初めに「年間20本は映画見よう!」とはりきっていたものの、年度末から花見の季節の忙しさに打ち勝つだけの作品に出会わず、久々になってしまった「ブロークン・フラワーズ」 http://www.brokenflowers.jp/

ジム・ジャームッシュという名前に、ちょっと遠い目になってました。「パーマネント・バケーション」「ダウンバイロー」では独特のスタイリッシュなモノクロ映像で、当時のファッション、カルチャーシーンに大きな影響を与えた監督です。でも映画的にはスーと入っていける軽い感じの作品で、爆笑は無いですが、くすくす、ニヤッと笑えるシーンもある不思議な感じが好きで、その後の「ミステリートレイン」「ナイトオンザプラネット」くらいまではよく観ていました。

10何年ぶりかに観た、ジャームッシュ作品でしたが、相変わらず不思議な感じでくすくす、ニヤリでした。当時と違うのは主役が年配の男性だということ。自分が年取ってるように、「ジャームッシュも変わるところは変わってるんだなー」っと変に納得。主役ビルマーレーの無表情に感情をこめた達者な演技も良かったし、隣人役ジェフリーライトはキャラクター設定も演技もサイコーでした。ラストシーンはちょっと難解でしたが、じんわり思い出しながら、長く楽しめる作品です。

2006年5月 2日 (火)

ZIGGY STARDUST-DAVID BOWIE

モデムの不調でまる1週間ネット接続できず。プロバイダーに来てもらい直ったと思ったら今度は風邪で寝込んでしまい、2週間何も書けませんでした。それでも毎日何人かの方は見てくれていて、ほんとにうれしいです。そんなわけで、外出できなかったので、昨日NHK衛星第2で放送された映画「ジギースターダスト」について。

1973年ロンドンで行われたデビッドボウイのライブをドキュメンタリーにした映画ですが、本当にカッコいいです。僕はおじさんで、デビッドボウイの大ファンですが、リアルタイムで聴いていたのは「ヒーローズ」あたりからで、グラムロック時代のボウイが活躍していたころはまだ子供でした。(そう考えるといまだにカッコいいボウイは化け物です。)もちろん名作アルバム「ジギースターダスト」を初め初期の作品も大好きで何回も聴きましたし、80年代に大ブレイクした後の来日公演も見ましたが、この映画は気になっていたものの買ってみるところまでいたらず、見逃していました。

80年代のライブについては、すごく完成されていて、あらゆるジャンルのショーの中でも最高傑作といえますが、大人のボウイを見るにつけ、あの奇怪なメイクでトリックスターを演じた「ジギースターダスト」の世界も見てみたいという欲求はありました。でも、いつの間にか音楽は車の中でFMを聴くくらいの生活になってしまい、忘れていました。

映画「ジギースターダスト」にはロックが持つあらゆるカッコよさの原点が詰まっていて、かつ、音楽もファッションも映像もまったく古ぼけず、今のどのアーティストより輝いています。同世代の人間はこれを見ると、ボウイのCDを大人買いしてしまうし、今の子達にとっても耳や目に衝撃を与える斬新なものだと思います。NHKに感謝です。

(見逃した方のために、アフィリエイトをつけておきますが、このブログは報酬目的で無いので別に買ってくれなくても結構です。)

ジギー・スターダスト DVD ジギー・スターダスト

販売元:東芝EMI
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2006年2月12日 (日)

大人の「純愛」ファンタジー-「PROMISE(無極)」

実は「単騎、千里を走る」を見る予定だったのですが、行った時間のレイトショーがありませんでした。他に見たいなーと思った「ミュンヘン」「クラッシュ」は夜見るには重過ぎる感じで、「PROMISE」は消去法で選んだ映画でした。予告編から受けた印象は、「本格中国歴史巨編で重厚な作品」でしたので迷いましたが、陳凱歌監督作品で前回見た「北京バイオリン」がすごく軽妙なタッチで良かったので一か八か見てみました。

「面白かった」です。この映画はファンタジーです。僕の印象は「スターウォーズ」+「カンフーハッスル」+「ロードオブザリング」です。でもテーマは「純愛」ですね。真田広之とチャンンドンゴンの演技も良かったし、セシリア・チャンの妖艶さやニコラス・チェの悪役も新鮮でした。特にニコラスはアイドルから一皮向けた感じで、すばらしかったです。感動したーっ!という映画ではありませんが、肩が凝らない大人のおとぎ話という感じです。でも、いろんな点でよく考え抜かれた印象があって、監督の手腕を感じました。歴史巨編やアクション巨編を期待してみるとはずしますが、僕としては見てよかったなーと思います。

http://wwws.warnerbros.co.jp/promisemovie/

2006年1月15日 (日)

なんか可愛らしい映画です-「プライドと偏見」

http://www.pride-h.jp/

予告編を観て、ちょっと重い芸術映画かと思いました。どうしようか迷っていたら、試写会を見た方のブログがみんな、面白かったという感想だったので信じて観てみました・・・。

で、面白かったです。やな事件が多い世の中で、ビジネスも効率優先でストレスがいっぱい・・・。そんな時こんな映画を観るとほんとにホッとします。恋愛、親子の愛情、友情、イギリスの美しい大自然。はらはらして、スカッとして、ロマンチックで・・・。

誤解を恐れずに表現すると、ディズニーランドのアトラクション「白雪姫」とか「カリブの海賊」とかあんな感じで、乗り物に乗っていろんなエピソードの中をゆったりと回っていく感覚でした。

主役のキーナ・ナイトレイはすごく可愛らしいくて魅力的です。特に女性に好かれるタイプだと思います。演じている役も、プライドが高いけれどいまどきのタカビーというのとまったく違って、誇りがあるけれど素直でまっすぐです。ほんとに、ドシンと感動を与えてくれる映画ではないけれど、小難しい芸術作品でも薄っぺらなラブストーリーでもなく、「いい映画を観たなー・・・。」とあたたかい気持ちになりました。

日曜日!-AMC IKSPIARI16・舞浜

Dsc01487 Dsc01488 ちょっとイクスピアリまでお出かけです。ここの映画館ではふだんレイトショーで映画を観ます。夜8時30分以降の回は土曜日1200円、他の日は1000円で映画が観られます。会員カードを作るとスタンプを押してくれて、6個たまると一回無料になります。つまり、レイトショーで観ていると7回見て6000円というわけです。で、今日は無料なので、久々に昼間映画を観ました。Dsc01490 イクスピDsc01491_1 アリは他のショッピングモールとまったく違った雰囲気で、日常生活を一時忘れさせてくれます。また、ここのクレジットカードを作ると、何も買わなくても駐車場が2時間ただになるというのもよく来る理由です。映画を観ても3時間無料の駐車券をくれるし、車で出かける人のことを本当に考えてくれていいて、他のショッピングモール(特にお台場あたり)にも見習って欲しいと思います。

2006年1月 9日 (月)

歓びを歌にのせて 映画・Bunkamuraル・シネマ

http://www.elephant-picture.jp/yorokobi/

渋谷に久々に来たので、夕食もここで食べたいと考えて、それまで映画を見ることにしました。なんかすべての行動が食べること中心に動いています。で、この映画ですが、すばらしい作品でした。詳しくはオフィシャルサイトで見てもらいたいのですが、成功とともに心身ともボロボロになってしまった音楽家が、少年時代をすごした故郷の村に行き、そこに住む人たちと触れ合う中で、双方が影響し合っていろいろなドラマが起こるとういうストーリー。登場人物それぞれの心の動きがすごく良く描かれていて、主人公の心の揺れもちゃんと伝わってきます。最近休日に電車で出かけるのが億劫だったので、近所の舞浜イクスピアリでしか映画を見てませんでした。シネコンなのでおのずとハリウッド製の映画ばかりになりがちだったので、スエーデンのこんな丁寧に創られた映画はすごく新鮮です。「スターが挫折して、田舎の聖歌隊を指導する中で自分を取り戻していく。」みたいな話はアメリカ映画でも「感動の大作!」という感じでありがちですが、お金がかかっていない分、人物や風景などがじっくりと描かれています。感動はするのですが、薄っぺらなものではなく、気持ちのいろんなところに引っかかって来ます。北欧の自然の撮り方も、確かにきれいなのですが、あえて青空でなくどんよりとした天気の中で描いていて、主人公や他の登場人物の葛藤みたいなものがスクリーンから伝わってきます。ラストでオーストリアに行った時点で初めて青空が登場して、すべてが吹っ切れたという心情とシンクロさせていて、それがラストシーンにつながって、なんともいえない「読後感?」を与えてくれます。あと、レナ役の女優フリーダ・ハルグレンがすごく魅力的です。すごい美人という感じでもないのですが、あたたかさ、切なさ、激しさなどいろんな感情がビシビシ伝わってきます。

ちなみに、1時に行ったのですが、1時35分の回はすでに満席で、4時25分まで渋谷をさまようことを余儀なくされました。4時過ぎには最後の回まで満席ということで、小さい劇場とは言え大ヒットという感じです。

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